2005年10月09日

最後の給料を貰いに(前編)

お店を辞めてからしばらく経ったある日。


お給料をもらいに久しぶりにお店に足を運びました。



「お世話になりました。みなさん、これからも頑張ってね」

という意味を込めて菓子折りを手に久しぶりに夜の街へ。




お店を辞めて、久しぶりに夜の街を歩いて

ほんの数週間しか経っていないはずなのに、なんだか、

自分がその街の中でとても浮いているような気がしました。



だってもうアタシはホステスじゃない訳でしょ?

ただの女子大生。

メイクも髪型もホステスのそれとは絶対に違う。

「な〜んか、アタシ・・・・浮いてね?」みたいな。



ついこの前までは、

メイクもバッチリ夜仕様で、髪型も美容院でセットして、

この街に馴染んでた。

肩で風切って歩いてたな(笑)






お店に向かって歩いていると、やっぱり・・・・




恐れていたことが・・・・・




「おぉ!! エリザベス!! お前、何やってんだよ??」




嗚呼、お客さん(二人組み)。

お久しぶりね(;・∀・)



エリザベス:わ〜お!! 久しぶり!! 

お客さん:お前、店辞めたんじゃなかったっけ?

エリザベス:うん辞めたよ。 今からお店にお給料貰いにいくトコ。

      何やってんの?

お客さん:今から飯食いに行くから、給料貰ったらお前も飯食いに来いよ。

     ○○○○に居るから。


エリザベス:(あぁ・・・・・ やっぱりそーなるのね・・・
    
       ま、いっか。 まだ晩御飯食べてなかったし。)

      マジデ?! イイの?!?

      やったぁ!! じゃあ、後で行くね♪♪



そこで、そのお客さん達(以下 森ちゃん達)と別れ、お店へ。



時間は21時30分 営業時間真っ只中。



「忙しいかなぁ〜??」と思いながら、ソーっとドアを開ける。



ドアが開いた瞬間、お店の中から黒服の男性従業員の声が。

「いらっしゃいませ」



いやぁ〜・・・客じゃないんだけどなぁ・・・

と思いつつ顔を覗かせた。



「あ〜。 なんだ、エリザベスか。久しぶりだね」と黒服のまさくん。



そこへ私を発見した店長が嬉しそうにニコニコの笑顔で手招き。カウンター席を指しながら

「おい、おい、エリザベス!! ココ座れって!!」




慣れた店内を見渡す。

懐かしいという感じは全くしなかった。

なんならすぐにでも着替えて仕事を始めるような気分。

でも

「あ、このお店を見るのも今日が本当に最後なんだな」

そう思うと、不思議な感覚を覚えた。





見慣れた顔の女の子達が接客してる。

どうやらまだ新人は入ってないみたい。

何人かの女の子は私に気付いて、ボックス席から顔をこっちに向けてる。

手を振っている子も居た。 笑顔で手を振り返したり。



「元気してるか?」と、おでこの汗を拭きながら店長が私に聞いてきた。


「はい。元気です」と言いながら

「これ、お菓子、皆さんで食べてください」と菓子折りを差し出した。





そこへ・・・・・






チーママが「エリザベス〜〜!!!」と言いながら両手を広げて

客席からこっちへ小走りでやってきた。

そのままギューっと抱きしめられた(笑)



「エリザベス〜〜!!!元気してた??

 毎日、何してるの〜???

 エリザベス、辞めてから一度も電話してこないんだから〜」





・・・・・するかよ(;・∀・)





なんて思いながら(笑)





そんなこんなで、少し談笑して無事にお給料も頂いてお店を後にしました。





さぁ、次は森ちゃん達が待ってるお店へ行かなくちゃ。

(続く)
posted by エリザベス at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 元ホステスの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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